抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地震モニタリングは地震対策の根幹を成す技術であり,地震モニタリングシステムの高密度化・低コスト化に対する要求は非常に強い。本研究では,無線センサネットワーク技術を地震モニタリングへと応用することによってこの要求を実現する。地震モニタリングシステムの実現に向けては,従来のセンサネットワーク技術では想定されていなかった高精度な計測が必要となる。これに向けて,無線センサノード向けハードリアルタイムオペレーティングシステムであるPAVENET OSを利用して時刻同期機構および低ジッタサンプリング機構の設計と実装を行った。誤差の評価を行ったところ,サンプリングジッタは0.26us以下,時刻同期誤差は52us以下に収まり,地震モニタリング用途にも十分な精度を実現できることが分かった。本稿では,本地震モニタリングシステムの実装と初期的な評価について述べる。(著者抄録)