抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ハウス食品のカレールウ製品の開発について,ヒット商品に焦点を当てて解説した。具体的には,同社が漢方薬・問屋から出発していること,カレーライスが高級食品から大衆化した経緯,カレールウ市場の成熟化,学校給食による子供の愛好者の激増,そして大人も子供も一緒に楽しめる「バーモントカレー」の誕生に至るまでの経緯を述べた。次いで,カレー市場の拡大と差別化が急速に進み「こくまろカレー」の開発で業績は順調に伸びたが,食生活の向上によるカレーの相対的地位が低下したことで,シェアは維持しつつも,売上の絶対額が減少したことを述べた。さらに,次世代カレーとして,マンネリ化,市場縮小化,値下げ傾向に歯止めをかけた「プライムカレー」の商品開発・マーケット開発に貢献したソマテックセンターの研究開発部門とマーケティング部門の活動について紹介した。