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J-GLOBAL ID：200902239977562478   整理番号：08A1189014

人物のリアルタイム三次元位置推定に関する一考察

著者 (2件)： 高柳雄太郎 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  甲藤二郎 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科)
資料名： 映像メディア処理シンポジウム資料  (映像メディア処理シンポジウムシンポジウム資料)
巻： 13th  ページ： 79-80  発行年： 2008年10月29日 
JST資料番号： L3261A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 監視カメラ映像は人物などの検知だけでなく,映像から物体の3次元位置を推定することでより詳細なデータ収集が行え,異なるユビキタスコンピューティングサービスとの統合利用も可能になる。本論文では,単体の見下ろし視点監視カメラ映像からリアルタイムで人物を検出し,その3次元位置を地図上に表示するアプリケーションを実装した。本アプリケーションは,1)内部パラメータの推定,2)外部パラメータの推定,3)人物検出と3次元位置推定の3機能からなり,Zhangの手法によってカメラキャリブレーションを行い,撮影したチェスパターンから各パラメータを推定する。1)で得られた内部パラメータから入力画像に対してレンズの歪み補正を施し,人物全身像のHaar-like特徴を用いた分類器を適用して足下位置の画像座標を検出する。また,カメラパラメータを用いて透視投影変換を行うことでz=0平面上での人物の世界座標を得て,Haar-like特徴とブロックマッチングによるフレーム間での対応付けを行って時間軸での追跡を実現する。ウェブカメラを用いた実環境での実験では,Haar-like特徴検出時のぶれが誤差となる様子が認められた。

シソーラス用語： *画像分析 ,  推定 ,  *位置決め ,  カメラ ,  実時間処理 ,  検出 ,  コンピュータビジョン ,  パラメータ推定 ,  キャリブレーション ,  歪補正 ,  画像歪 ,  画像変換 ,  パターンマッチング ,  ビデオカメラ ,  Webカメラ ,  *位置推定 ,  監視カメラ
準シソーラス用語： ブロックマッチング ,  人物検出 ,  透視投影変換

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  パターン認識  (JE07000S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 人物 ,  リアルタイム ,  位置推定