抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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福井県の真名川ダムは,平成16年の出水から平成17年にかけて濁水の長期化現象が顕著となった。このために,学識経験者,関係機関,漁業組合からなる検討会を設け検討を行った。濁水長期化現象の要因を分析した上で,濁水シミュレーションモデルを構築した。ダム上流部には,濁水防止フェンスがあった。これを含めてシミュレーションモデルによる対策の予測・評価を行い,その結果から対策を検討した。対策としては,濁水防止フェンスの改良(短縮),貯水池末端の堆積土砂の除去,および貯水池上流域の森林保全対策を実施した。現在のフェンスは固定式であるが,今後の対策として,可動式フェンスの導入を検討していく予定である。