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J-GLOBAL ID:200902280136265371   整理番号:09A0305653

クラゲ類の体内音速および生体密度-エチゼンクラゲ,ミズクラゲ,ユウレイクラゲ-

著者 (4件):
資料名:
巻: 2008  ページ: 41-44  発行年: 2008年05月22日 
JST資料番号: L7257A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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音響調査を行う場合には対象生物の音響散乱特性の把握が最重要である。本稿ではクラゲの種類による音響散乱特性の違いの有無を確認する目的で3種のクラゲの体内音速と生体密度の計測を行った。体内音速の計測は伝播時間計測法を用いた。またクラゲと海水との音速比を求めるために採集地点または飼育水槽の海水を用いて海水中の伝播時間を計測した。生体密度計は3つの計測法によった。その1つ目は排水法による体積測定と湿重量から生体密度を求める方法で2つ目はDual-density法で2種類の密度の異なる液体を用いる方法であり,この実験ではろ過した海水と蒸留水を用いた。3つ目はクラゲが中性浮力となる溶液を作りその溶液密度をクラゲ密度とする方法である。これら3法による違いや個体間の差,生存個体と死亡個体間の違いなどを示した。これらの実験からエチゼンクラゲとミズクラゲの体内音速および生体密度は近い値で周囲の海水の音速および密度とは僅かしか差のないのに対してユウレイクラゲは周囲の海水の音速や密度と大きく異なることがわかった。これらの音響散乱特性の違いによるクラゲの分類は今後の予定である。
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分類 (1件):
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水中音響応用 

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