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J-GLOBAL ID：200902284157650823   整理番号：08A0908784

放射線誘起表面活性(RISA)を用いた船舶・海洋構造物の耐食材防食技術に関する基礎研究-第2報 RISAによるすきま腐食抑制メカニズム

Fundamental Study of Corrosion Control in Marine and Offshore Structures Using Radiation Induced Surface Activation (RISA)-2nd Report: Mechanism behind Stainless Steel Durability Due to RISA Against Crevice Control

著者 (6件)： 植松潤一 (東京海洋大 大学院海洋科学技術研究科) ,  波津久達也 (東京海洋大 海洋工) ,  元田慎一 (東京海洋大 海洋工) ,  賞雅寛而 (東京海洋大 海洋工) ,  植松進 (海上技術安全研) ,  古谷正裕 (電力中研)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 43  号： 5  ページ： 803-808  発行年： 2008年09月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： TiO₂溶射被膜以外の酸化金属被膜試験片を用いて防食試験を行い,RISA(放射線誘起表面活性)による耐食材のすきま腐食抑制効果に及ぼす酸化被膜の影響について検討した。またすきま腐食試験溶液中の酸素と鉄イオン濃度を測定して,RISAによるすきま腐食抑制効果機構を確認する。試験の結果,既報のTiO₂溶射に比べてAl₂O₃溶射被膜,アークプラズマ表面酸化処理SUS304試験片のアノード溶解電流密度は高いが,無被膜SUS304試験片に比べて低く,RISAによるすきま腐食抑制効果を確認した。その他の結果を説明した。

シソーラス用語： *酸化膜 ,  界面活性 ,  隙間腐食 ,  腐食抑制作用 ,  試験片 ,  *耐食性 ,  腐食試験 ,  *基礎研究 ,  溶射層 ,  海水腐食 ,  放射線誘起表面活性 ,  *化成皮膜 ,  腐食 ,  抑制 ,  作用
準シソーラス用語： 溶射皮膜

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  溶射  (WC08030N)

引用文献 (12件)：

• JOHNSEN, R. Cathodic Properties of Different Stainless Steels in Natural Seawater. Corrosion. 1985, 41, 296-305
• 福沢秀刀. アルミニウム合金陽極 (流電陽極). 防錆管理. 2001, 45, 345
• 賞雅寛而. 放射線誘起表面活性. 日本原子力学会誌. 2003, 45, 112-117
• 賞雅寛而. 放射線誘起表面活性効果による高性能原子炉技術開発. 日本原子力学会誌. 2007, 49, 45-50
• 古谷正裕. 放射線誘起表面活性を利用した防食. マリンエンジニアリング学会誌. 2006, 41, 133-139

タイトルに関連する用語 (9件)： 放射線誘起表面活性 ,  RISA ,  船舶 ,  海洋構造物 ,  防食 ,  基礎 ,  研究 ,  すきま腐食 ,  メカニズム