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J-GLOBAL ID:200902292002897981   整理番号:09A1230269

マルチコア上でのOSCAR APIを用いた並列化コンパイラによる低消費電力化手法

A Power Reduction Scheme for Parallelizing Compiler Using OSCAR API on Multicore Processors
著者 (6件):
資料名:
巻: 2009  号:ページ: KONPYUTINGUSHISUTEMU,VOL.2,NO.3,96-106  発行年: 2009年11月15日 
JST資料番号: L7379A  ISSN: 1882-7772  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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マルチコアプロセッサ上でアプリケーションプログラム実行時の消費電力を削減するためには,コンパイラやユーザによるプログラム実行中のチップ内リソースの適切な周波数・電圧・電源制御が必要であり,電力制御の指示が可能なAPIの利用が必要となる。本論文ではリアルタイム情報家電用マルチコア向けのOSCAR(Optimally Scheduled Advanced Multiprocessor)APIを用いた自動並列化コンパイラによる低消費電力化手法を提案する。本手法はOSCARコンパイラに実装されており,最小時間での処理を保証しつつ消費電力を最小化する最速実行モードと,メディアアプリケーションなどのリアルタイム処理において,リアルタイム制約を満たしつつ消費電力を最小化するリアルタイム制約モードをサポートする。NEDOの“リアルタイム情報家電用マルチコア技術”プロジェクトにおいて,ルネサステクノロジ,日立製作所,早稲田大学が開発した8コアの情報家電用マルチコアRP2上で提案手法を評価したところ,4コアを用いた場合の最速実行モードにおいて,消費エネルギーがSPEC2000のartで13.06%,SPEC2000のequakeで3.99%,AACエンコーダで3.84%,MPEG2デコーダで9.01%削減されることが確かめられた。また,8コアを用いた場合のリアルタイム制約モードにおいて,平均電力がAACエンコーダで87.9%,MPEG2デコーダで76.0%削減されることが確かめられた。(著者抄録)
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分類 (4件):
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ディジタル計算機方式一般  ,  言語プロセッサ  ,  家庭電器  ,  符号理論 
タイトルに関連する用語 (5件):
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