特許
J-GLOBAL ID:200903011473481356

低温焼成磁器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-288964
公開番号(公開出願番号):特開平10-101402
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【目的】趣味の陶芸やアクセサリーなどに使用し、しかも簡易なニクロム線電気炉などでの900°C以下の低温焼成により成型物の形状を保ったまま焼結緻密化し、1200°Cまで軟化変形しない各種低温焼成磁器を製造する。。【構成】カオリナイト質もしくはハロイサイト質のカオリンまたは粘土を灼熱後の無水状態の重量で32〜82wt%、平均粒径が1.8μm以下の炭酸カルシウム微粉末を灼熱後のCaOの重量で18〜38wt%、及びホウ珪酸ガラスの粉末を1〜30wt%含有する微粒子混合物を基本成分とする含水混練物または乾燥粉末を成形、焼成して、900°C以下の比較的低温度で成型物の形状を保ったまま容易に吸水率が殆どゼロの磁器となるまで焼結し、新しい発色、または銀などとの同時焼成を可能とした、特徴ある低温焼成磁器の製造が出来る。
請求項(抜粋):
カオリナイトもしくはハロイサイトを主成分とする高品位の微粒カオリンまたは粘土を灼熱後の無水状態の換算重量で62〜82wt%、平均粒径が1.5μm以下の炭酸カルシウム微粉末を灼熱後のCaOとした換算重量で18〜38wt%、及びホウ珪酸ガラス微粉末を0〜30wt%含有する微粒子混合物を基本成分とし、必要に応じて顔料、着色無機化合物、有機物添加剤など、陶磁器技法で一般に使用される各種添加物を加え、成形、焼成することを特徴とする低温焼成磁器の製造方法。

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