特許
J-GLOBAL ID:200903048282185707

回線推定方法およびそれを用いた受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-300600
公開番号(公開出願番号):特開2006-115221
出願日: 2004年10月14日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】 良好な受信誤り率の確保および回線推定の演算処理負荷の軽減を図ることができるようにすること。 【解決手段】 回線推定手段120の候補区間検知部121は、受信系列R(t)をもとに伝送路のチャネルインパルスレスポンスのピーク検出を行って候補区間を絞り込む。誤差演算部122は、絞り込まれた区間のみを対象として候補区間検知部121により検知された候補区間の区間長(Tap_Length)の二乗誤差演算を行う。選択部123は、誤差演算部122により算出された区間長のうち最も小さい二乗誤差(J_min)を与える区間長を選択する。最尤系列推定部130は、受信系列R(t)と選択部123が出力するチャネルインパルスレスポンス(Estimated_CIR)および区間長とをもとに推定送信系列T'(t)を出力する。以上により、候補区間のみに絞り込んだ二乗演算を行うことで回線推定にかかる処理負荷を減らすことが可能となる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
受信系列をもとに伝送路のチャネルインパルスレスポンスおよび区間長を出力する回線推定手段と、 前記受信系列と前記回線推定手段が出力するチャネルインパルスレスポンスおよび区間長とをもとに推定送信系列を出力する最尤系列推定手段とを備え、 前記回線推定手段は、 前記受信系列をもとに伝送路のチャネルインパルスレスポンスのピーク検出を行い、そのピーク値に従って有効候補パスのしきい値を設定し、そのしきい値をチャネルインパルスレスポンスに適用し有効候補パスを絞ることで候補区間を検知する候補区間検知手段と、 前記候補区間検知手段により検知された候補区間の区間長のみ二乗誤差演算を行う誤差演算手段と、 前記誤差演算手段により算出された区間長のうち最も小さい二乗誤差を与える区間長を選択する選択手段とからなる受信装置。
IPC (1件):
H04B 7/005
FI (1件):
H04B7/005
Fターム (6件):
5K046AA05 ,  5K046EE06 ,  5K046EE37 ,  5K046EE56 ,  5K046EF02 ,  5K046EF46

前のページに戻る