特許
J-GLOBAL ID:200903053137661561

マルチプロセッサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 後藤 政喜 ,  藤井 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-159744
公開番号(公開出願番号):特開2009-230764
出願日: 2009年07月06日
公開日(公表日): 2009年10月08日
要約:
【課題】並列処理用のマルチプロセッサにおいて、価格性能比を改善し、高まりつつある半導体集積度にスケーラブルな性能向上を達成する。【解決手段】CPUと、分散共有メモリと、ローカルデータメモリと、を備える複数のプロセッシングエレメントと、前記各プロセッシングエレメントに接続される集中共有メモリと、を備えるマルチプロセッサであって、前記各プロセッシングエレメントに割り当てられたタスク間で共通に使用されるデータが、前記各タスクで必要とされるとき以前に、データの消費先の前記プロセッシングエレメントの前記分散共有メモリへ転送され、前記集中共有メモリは、粗粒度並列処理において条件分岐に対応するために使用されるダイナミックスケジューリングにおいて、プログラムの実行時までどのCPUにより使用されるかが決まっていないデータを格納する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
CPUと、前記CPUに接続されているネットワークインタフェースと、コンパイラによりスタティックスケジューリングされたプログラムの実行時に転送されるデータを格納し、他のプロセッシングエレメントからアクセス可能な分散共有メモリと、当該プロセッシングエレメントだけからアクセス可能なローカルデータメモリと、を備える複数のプロセッシングエレメントと、 前記各プロセッシングエレメントに接続され、前記各プロセッシングエレメントによって共有され、コンパイラによりダイナミックスケジューリングされたプログラムの実行時に使用されるデータを格納する集中共有メモリと、を備えるマルチプロセッサであって、 前記分散共有メモリは、スタティックスケジューリングされたプログラムの実行時に、プロセシングエレメント間のデータ転送に使用され、 前記ローカルデータメモリは、当該プロセッシングエレメントに割り当てられたタスクにおいて使用されるローカルデータを保持するために使用され、 前記各プロセッシングエレメントに割り当てられたタスク間で共通に使用されるデータが、前記各タスクで必要とされるとき以前に、データの消費先の前記プロセッシングエレメントの前記分散共有メモリへ転送され、 前記集中共有メモリは、粗粒度並列処理において条件分岐に対応するために使用されるダイナミックスケジューリングにおいて、プログラムの実行時までどのCPUにより使用されるかが決まっていないデータを格納することを特徴とするマルチプロセッサ。
IPC (2件):
G06F 15/17 ,  G06F 15/167
FI (2件):
G06F15/17 635A ,  G06F15/167 610A
Fターム (3件):
5B045DD01 ,  5B045DD12 ,  5B045GG11
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-244253
  • 特開平4-333955
  • 並列処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-052744   出願人:株式会社東芝
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