特許
J-GLOBAL ID:200903078477725150

温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200045
公開番号(公開出願番号):特開2000-029541
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 流体中において微小領域の温度を制御する装置を提供すること。【解決手段】 蛍光観察用光源16で発生した光は、バンドパスフィルター151、ダイクロイックミラー18、対物レンズ15を経て容器13内の微粒子11に照射される。微粒子11に付加された蛍光色素は発光し、蛍光は対物レンズ15、ミラー111、エミッションフィルター112経て、検出器113に至る。容器保温部115により容器13に保持される流体の温度は一定に保たれている。赤外レーザー光源17で発生した赤外光は、赤外光の吸収を持つ微粒子11に照射される。微粒子11は赤外光を吸収し、発熱するので微粒子11近傍の温度上昇が発生する。熱消光効果により蛍光強度は減少し、微粒子11近傍の温度を測定することが可能である。計算機114によりレーザー光源17の出力を帰還制御し、微粒子11近傍の温度を制御する。【効果】 PCRなどの生化学反応をμmのオーダーで局所的に行なうための温度制御ができる。
請求項(抜粋):
蛍光色素を付加した微粒子と、前記微粒子を含む流体を保持する光透過性を持つ容器と、前記流体の全体の温度を一定に保つ手段と、前記流体中の前記微粒子を選択的に加熱する手段と、前記蛍光色素を励起する波長の光を照射する手段と、前記蛍光色素を励起したときに発する蛍光を選択的に検出する手段と、前記蛍光の強度より温度を測定する手段と、測定された前記温度に応じて前記微粒子を加熱する手段を制御する手段とを有することを特徴とした温度制御装置。
IPC (2件):
G05D 23/00 ,  G01K 11/30
FI (2件):
G05D 23/00 A ,  G01K 11/30
Fターム (10件):
5H323AA38 ,  5H323AA40 ,  5H323BB06 ,  5H323CA04 ,  5H323CA06 ,  5H323CB18 ,  5H323CB42 ,  5H323GG30 ,  5H323HH02 ,  5H323NN14

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