特許
J-GLOBAL ID:200903080809097780

非共沸混合蒸気タービン装置ならびにその利用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾崎 光三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-329684
公開番号(公開出願番号):特開2002-097901
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】 非共沸混合蒸気を作動流体とするタービン装置とその利用装置の動作効率を向上する。【解決手段】 軸流型タービン装置のノズル35Aからタービン車の動翼に非共沸混合蒸気(例えば、水とアンモニアの混合流体の蒸気)41Aを作動流体として噴射する。ノズル35Aの流路35aを途中部分に最小断面積Fminの箇所を設けて屈曲状に形成する。最小断面積Fminの箇所に予め想定される非共沸混合蒸気41Aの組成変化(例えば、アンモニア濃度Xの変化)に応じた長さLxの平行部分Hを設ける。非共沸混合蒸気41Aが臨界圧力Pcになる位置Yが平行部分Hの入口側位置Y1から出口側位置Y2までの間で移動する。平行部分Hでは流路の断面積が同一なので、臨界圧力Pcの位置移動に伴う圧力変化を抑止するように緩衝動作する。非共沸混合蒸気41Aの噴射力の変動が緩和されるので、タービン車の回転速度の乱調が除去されてタービン効率が向上する。
請求項(抜粋):
非共沸混合蒸気を作動流体として軸流型タービン装置のノズルからタービン車の動翼に噴射する構成をもつ非共沸混合蒸気タービン装置であって、前記ノズルの流路断面の形状を、途中部分に流路の最小断面積の箇所を設けて、屈曲状に形成するとともに、前記最小断面積の箇所に予め想定される前記非共沸混合蒸気の組成変化に応じた長さの平行部分を設けて形成するノズル形成手段を具備することを特徴とする非共沸混合蒸気タービン装置。
IPC (2件):
F01D 9/02 101 ,  F01K 25/10
FI (2件):
F01D 9/02 101 ,  F01K 25/10 F
Fターム (9件):
3G002GA07 ,  3G002GB05 ,  3G081BA02 ,  3G081BA11 ,  3G081BB05 ,  3G081BB07 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA03

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