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J-GLOBAL ID:201002204525567262   整理番号:10A0485939

ダム湖の活用と水源地域活性化「ダム湖利用実態調査」に基づく分析から

著者 (1件):
資料名:
巻: 22  ページ: 47-56  発行年: 2010年03月31日 
JST資料番号: L3999A  ISSN: 0913-8277  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では,国土交通省が1991年度以来,3年おきに実施している「ダム湖利用実態調査」の公開データから二次分析を試みた。その結果,1ダムあたりのダム湖利用者は減少しており,特に,管理段階に入って一定期間が経過したダムにおける減少傾向が確認された。一方,利用目的別データをみると,スポーツや散策の利用は増えておらず,従来からその潜在的可能性が期待されてきた水上スポーツやエコツーリズムが伸びていない。また,利用者数が多いダムの条件として,大都市近郊という立地や施設充実度といった要因だけでは十分説明できず,活性化の担い手や組織体制,イベント運営とその志向性について今後さらに把握する必要があることも示唆された。同時に,各ダムの個別データを詳細にみていくことで,全国画一的な水源地域活性化ではなく,各地の特性や条件にみあった特色のある水源地域活性化の在り方が今後模索される必要があることを論じた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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貯水池,調整池  ,  観光,レクリエーション 
引用文献 (12件):
  • 糸谷亘「ダム活用の取り組みの動向」『地域開発』第362号、1994年。
  • 建設省河川局開発課水源地対策室『水源地対策のあゆみ』、2000年。
  • 国土交通省河川局河川環境課『平成15年度河川水辺の国勢調査結果 ダム湖版(ダム湖利用実態調査編)』、2004年。
  • 国土交通省河川局河川環境課『平成18年度河川水辺の国勢調査結果 ダム湖版(ダム湖利用実態調査編)』、2008年。
  • 国土交通省土地・水資源局水資源部編『日本の水資源』(平成20年版)、2008年。
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