抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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広範囲に渡る実空間情報を収集する方法として,携帯電話を利用したParticipatory Sensingの手法が注目されている。携帯電話では,定期的なセンシング・データ転送が消費電力上の問題となる。本稿では,ユーザが携帯電話を操作している際に次の操作について考えをめぐらせている時間(User Think Time)の存在に着目し,User Think Time中にセンサデータを低消費電力にアップロードするPBTP(Piggyback Transport Protocol)について述べる。PBTPでは,User Think Time中の携帯電話が基地局に接続しているにも関わらず通信していないInactivity Timer期間にセンサデータをアップロードし,ユーザの通信が発生したりアプリケーションが終了したりした場合にはアップロードを停止する。本稿では,実機を用いて取得した消費電力を基にして行ったシミュレーションにより,PBTPの省電力効果を示す。(著者抄録)