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J-GLOBAL ID:201002224564457491   整理番号:10A0225889

DHSリアクターを用いた有機物除去とアンモニア性窒素の酸化におよぼす塩分の影響-長期連続実験による評価-

Effect of Salinity on Organic Removal and Ammonium Oxidation by a DHS Reactor-Long Term Evaluation-
著者 (6件):
資料名:
巻: 47  号: 569  ページ: 85-93  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: S0270A  ISSN: 0021-4639  CODEN: GSKSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,DHS(Down-flow Hanging Sponge)リアクターを用いた高塩分含有排水の処理における,有機物除去とアンモニア性窒素の酸化におよぼす塩分の影響を約800日にわたり評価した。3台の同形のユニットからなるDHSリアクターに,アンモニア性窒素(500mg-N/l)およびフェノール(1400mg-COD/l)を含有する人工排水を供給した。基質の塩分は,NaClにより8.0から25g-Cl-/lの間で5段階に制御した。全期間において1台当たりのHRTを4時間,全HRTを12時間に設定し,20から25°Cに設定した実験室内に設置した。塩分20g-Cl-/lまでは最終処理水においてアンモニア酸化,COD除去率ともに93%以上を確認した。しかしながら,塩分25g-Cl-/lでは,アンモニア酸化率が46%,COD除去率が81%程度まで減少し,塩分による阻害が見られた。また,塩分20g-Cl-/lまでは,塩分の増加に伴い,流入アンモニア性窒素に対する生成した亜硝酸性窒素の割合も,3.4%から33%まで増加し,塩分の増加により亜硝酸化が進行する傾向を確認した。基質の塩分を10.9g-Cl-/lへと変更して処理を継続したところ,停滞していたCOD除去とアンモニア酸化の回復が確認できた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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下水,廃水の化学的処理 
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