文献

J-GLOBAL ID：201002233090890660   整理番号：10A0350732

北海道石狩市で確認した外来種アズマヒキガエル(Bufo japonicus formosus)について

著者 (1件)： 徳田龍弘
資料名： 爬虫両棲類学会報  (は虫両棲類学会報)
巻： 2010  号： 1  ページ： 35-37  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L4080A  ISSN： 1345-5826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道石狩市でアズマヒキガエル亜成体の轢死体を拾得したので報告する。2009年8月,草地を通る農道で轢死体を発見した。雌雄の判別はできなかった。大きさから成長途中の個体であると考えられ,この周囲で成長した可能性が示唆された。2004年と比較し,2010年では生息地の追加が予測され,生態系の撹乱が懸念される。

シソーラス用語： *ヒキガエル ,  *北海道 ,  生息分布 ,  成長段階
準シソーラス用語： *アズマヒキガエル ,  亜成体

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

引用文献 (6件)：

• 門崎允昭.1981. 野幌丘陵とその周辺の自然と歴史. 北海道開拓記念館研究報告 6: 25-38.
• 国土交通省石狩川開発建設部.2003. 河川環境データベース (河川水辺の国勢調査). 平成15年度石狩川両生類・爬虫類・哺乳類調査結果
• 松井正文.1996, ヒキガエル類. p. 29-31. 千石正一・疋田努・松井正文・仲谷一宏 (編) 日本動物大百科第5巻両生類・爬虫類・軟骨魚類. 平凡社, 東京.
• 斎藤和範.2002. 北海道に持ち込まれたカエル類. p. 232. 日本生態学会 (編) 外来種ハンドブック. 地人書館, 東京.
• 斎藤和範・鈴木芳房.2005, 北海道南部におけるツチガエルの新分布地--木古内町及びその周辺地域--. 旭川市博物館研究報告11. p. 43-45.

タイトルに関連する用語 (3件)： 北海道 ,  外来種 ,  Bufo