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J-GLOBAL ID：201002251468889507   整理番号：10A0356051

持続可能社会への化学工学の貢献 チタンの表面改質による水処理技術の開発

著者 (4件)： 田中伸幸 (電力中央研 環境科研) ,  古谷正裕 (電力中央研 原子力技研) ,  常磐井守泰 (電力中研) ,  本多孝 (船山)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 74  号： 4  ページ： 171-173  発行年： 2010年04月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： チタンの表面改質技術「フレッシュグリーン」を開発した。同技術により生成する皮膜は,可視光にも応答する光触媒性能を有する。同技術が水浄化に適用できれば,薬剤やエネルギーの投入を大幅に削減できる可能性がある。本稿では,近年,急速にニーズが増大している都市生活排水の再利用にあたり,問題となっている大腸菌群などの低減に関して,フレッシュグリーンの適用可能性を概説した。フレッシュグリーンによる水処理は大腸菌群の発生抑制に効果を発現する上,従来法と比較して経済性,環境負荷低減効果に優れる。現在は紫外線灯を用いているが,フレッシュグリーンは可視光にも応答する光触媒であり,太陽光の利用も可能である。これらの特徴が評価され,フレッシュグリーン水浄化装置は都市の水系などに適用されつつある。

シソーラス用語： 社会 ,  *化学工学 ,  持続可能な開発 ,  *チタン ,  *表面改質 ,  *水処理 ,  技術開発 ,  皮膜 ,  可視光 ,  *光触媒 ,  *触媒活性 ,  家庭汚水 ,  再利用 ,  大腸菌 ,  循環型社会 ,  廃棄物 ,  液状廃棄物 ,  微生物
準シソーラス用語： 持続可能社会 ,  生活排水

分類 (3件)： 化学工学一般  (XA01000E) ,  触媒操作  (XE01050T) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 持続可能社会 ,  化学工学 ,  チタン ,  表面改質 ,  水処理 ,  開発