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J-GLOBAL ID:201002259313684098   整理番号:10A0364595

微細なバイオインタフェイス用としての親水性あるいは疎水性セグメントの表面濃縮

Surface Enrichment of Hydrophilic or Hydrophobic Segment for Fine Biointerfaces
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 131-134  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: L4468A  ISSN: 1382-3469  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(トリメチレンカーボネート)(PTMC)は,ドラッグデリバリーシステムや医用ゴムなどの医用材料としての応用の観点およびその血液適合性から大きな関心を呼んでいる。このPTMCは,トリメチレンカーボネート(TMC)の有機触媒DBU(1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]-7-ウンデセン)存在下におけるヒドロキシル基の活性化による開環重合によって得られる。本論文は,開始点として疎水性あるいは親水性セグメントによるPTMCの合成および表面濃縮分析のための静的接触角測定を行った。次の結果を得た。1)有機触媒存在下開始点化合物としてコレステロール誘導体(コレステロール,リトコール酸,コール酸)および一連のPEGs(ポリエチレングリコール,ポリエチレングリコールモノメチルエーテル)を使用して,TMCの開環重合を達成した。得られたPTMCの表面は,使用した疎水性あるいは親水性セグメントにより,表面濃縮が得られた。2)使用DBU触媒量が,PTMCの収率と関係がある。3)重合度および分子量はモノマー供給量からの予想よりも小さい。4)コレステロール-PTMCは,表面の親水性を増加させるカルボキシル基を有しており,アマイド結合によりさらに機能性分子を導入することにより親水性表面特性を変化させることが可能である。5)PEG-PTMCは,長いPEG鎖を有し,表面の親水性がもたらされる。mPEG-PTMCは,自由末端の分子運動により,PEG6000-PTMCよりも低い接触角を示した。
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分類 (4件):
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単独重合  ,  高分子固体のその他の性質  ,  その他の高分子材料  ,  固-液界面 
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