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J-GLOBAL ID：201002289270794010   整理番号：10A0446648

海洋における有害化学物質生物蓄積モデルの研究-東京湾マアナゴモデル-

Bioaccumulation Model for Predicting Chemicals in an Estuary-Tokyo Bay Model for Conger myriaster-

著者 (5件)： 江里口知己 (サイエンスアンドテクノロジー) ,  市川哲也 (サイエンスアンドテクノロジー) ,  中田喜三郎 (東海大 海洋) ,  小林憲弘 (産業技術総合研 安全科学研究部門) ,  堀口文男 (産業技術総合研 安全科学研究部門)
資料名： 海洋理工学会誌  (AMSTEC)
巻： 15  号： 2  ページ： 189-195  発行年： 2010年04月12日 
JST資料番号： L4244A  ISSN： 1341-2752  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京湾に生息するマアナゴを対象として,食物連鎖を考慮した有害化学物質の生物蓄積モデルを開発した。モデルは,植物プランクトン,動物プランクトン,小魚そして食物連鎖の最上位におかれたマアナゴの4つのコンパートメントから成り,有害化学物質としては,人に対して強い毒性を持ち,環境残留性と生物蓄積性が高いコプラナPCB(Co-PCB)を対象としている。マアナゴを巡る食物連鎖に関しては不明な点が多いが,東京湾で採捕したマアナゴ体内のCo-PCB濃度の測定値を用いてモデルのチューニングを行うことにより,Co-PCBの蓄積量を精度よく推定することが可能となった。

シソーラス用語： *生体内蓄積 ,  *化学物質 ,  *有害物質 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  食物連鎖 ,  *モデル ,  *マアナゴ
準シソーラス用語： コプラナPCB ,  *生態系モデル ,  東京湾 ,  *有害化学物質

分類 (3件)： 生態系  (EE01040P) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

引用文献 (20件)：

• 江里口知己. 海洋における有害化学物質生物蓄積モデルの開発研究-プロトタイプモデルの開発-. 海洋理工学会誌. 2009, 15, 1, 15-21
• 小林憲弘. 東京湾流域の環境水中におけるダイオキシン類汚染の実態把握とモデルを用いた濃度予測. 横浜国立大学博士論文. 2004
• 東京都社会福祉局. 2003~2007年度, 平成15年度-平成19年度 東京湾産魚介類の化学物質汚染実態調査結果 (本調査). 2007
• 中西準子. トリブチルスズ. 2006
• 中西準子. 銅ピリチオン. 2007

タイトルに関連する用語 (6件)： 海洋 ,  有害化学物質 ,  生物蓄積 ,  モデル ,  研究 ,  東京湾