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J-GLOBAL ID：201102230399214330   整理番号：11A0855128

IEEE802.11におけるChannel Scanning遅延短縮の一検討

A study on reducing channel scanning latency in IEEE 802.11

著者 (4件)： 小倉一峰 (早稲田大) ,  高井峰生 (早稲田大 理工研) ,  高井峰生 (Univ. California, CA, USA) ,  甲藤二郎 (早稲田大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 448(NS2010 163-295)  ページ： 205-210  発行年： 2011年02月24日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ネットワークの高速性や,簡単に設置できることにより,無線LAN規格であるIEEE802.11(WiFi)が広く普及している。デバイスの小型化などに伴い,WiFiにおいても,高いモビリティ性を要求されるようになり,AP(Access Point)を乗り換えるハンドオーバーが頻繁に起こる状況が想定される。一方で,リアルタイム性の高いVoIPやビデオ会議アプリケーションを利用することが多くなっている。しかし,現状においてWiFiでハンドオーバーする場合,数百msかかると言われている。ハンドオーバーの遅延のうち,次のAPをScanningする時間が全体のハンドオーバー遅延の90%であるとされている。そのため,Scanningにおける遅延短縮は必須であり,本研究ではScanning時間を短縮できる手法を提案し,その解析を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *規格 ,  無線LAN ,  端局 ,  ハンドオーバ ,  音声通信 ,  走査 ,  通信チャネル ,  *遅れ ,  Wi-Fi
準シソーラス用語： *IEEE 802.11 ,  VoIP ,  WiFi ,  アクセスポイント ,  スキャン ,  *ネットワーク遅延 ,  無線チャネル

分類 (1件)： 通信網  (ND07030A)

引用文献 (7件)：

• MISHRA, A. An Empirical Analysis of the IEEE 802.11 MAC Layer Handoff Process. ACM SIGCOMM Computer Communication Review. 2003, April
• IEEE Std. 802.11-2007, Part 11 : Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications. IEEE Std. 802.11. 2007
• JEONG, M. R. Fast active scan for measurement and handoff. 2003
• SHIN, M. Improving the Latency of 802.11 Hand-offs using Neighbor Graphs. Proc. of ACM MOBISYS, June. 2004. 2004, 70-83
• SHIN, S. Reducing MAC Layer Handoff Latency in IEEE 802.11 Wireless LANs. Proc. of ACM MOBIWAC, September. 2004. 2004, 19-26

タイトルに関連する用語 (2件)： IEEE802 ,  遅延