文献

J-GLOBAL ID：201102235475413595   整理番号：11A0526905

動的セル構成制御方法によるセルラシステムの省電力化

Dynamic Cell Configuration Scheme for Reducing Energy Consumption of Base Station

著者 (3件)： PAN Zhenni (Waseda Univ., JPN) ,  SHIBA Hiroyuki (Waseda Univ., JPN) ,  SHIMAMOTO Shigeru (Waseda Univ., JPN)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 373(IN2010 118-143)  ページ： 97-102  発行年： 2011年01月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,世界で高速データ通信を目的とした移動通信のユーザー数が増化している。それに伴い,大量のエネルギーが消費されるという問題が浮彫りになってきた。この問題に対して,我々は,モバイルシステムのアクセスネットワークの消費電力削減を行うダイナミックセル構成制御方法を提案する。提案方式は各セルのトラヒック量に基づき制御を行い,提案方式を用いることで,基地局の呼損率,遅延とエネルギー消耗に関して有効なアクティブセルの数を制御することが可能になる。我々は7つのセルをセルグループと定義し,中心のセルをセルグループの中心基地局とした。夜間等のトラヒック量が少ない時,グループ内の中心基地局だけで運用する形態を考察する。そこで,セルグループの端から,呼び出しを受け入れるために,中心基地局以外の残りの基地局の稼動を順次回転させることでこのようなセル端の端末に対するサービスを継続させる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ネットワーク ,  *電力 ,  ローカル回線 ,  構成 ,  *セルラーネットワーク ,  アクセスネットワーク
準シソーラス用語： *省電力化 ,  基地局構成

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (9件)：

• CLAUSSEN, H. Bell Laboratories, Alcatel-Lucent, Leveraging Advancesin Mobile Broadband Technology to Improve Environmental Sustainability. Telecommunications Journal Of Australia. 2009, 59, 1, 1
• FORSTER, C. Understanding the Environmental Impact of Communication Systems. 2009, 20, 27
• ARMOUR, S. Green Radio-towards Sustainable Wireless Networks. Mobile VCE, 2009. 2009, 1-8
• FISCHER, Georg. CMTSBell Labs Research, Future Challenges in R&D with respect to mobile communication base stations. EuropeFP7 Design Workshop Micro-Nano electronics, Brussels, January 2008. 2008, 9-20
• ARNOLD, O. Power Consumption Modeling of Different Base Station Types in Heterogeneous Cellular Networks. 2010, 1-6

タイトルに関連する用語 (2件)： セル ,  省電力化