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J-GLOBAL ID：201102245717242494   整理番号：11A0773130

セルロースナノファイバー結晶界面でのバイメタルナノ粒子合成と触媒性能

著者 (5件)： 畦津章裕 (九大 農) ,  北岡卓也 (九大 大学院) ,  割石博之 (九大 大学院) ,  古賀大尚 (東大 大学院) ,  磯貝明 (東大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 61st  ページ： ROMBUNNO.K19-P-AM23  発行年： 2011年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属ナノ触媒は,高効率・高選択的な物質変換を可能にするグリーン化学プロセスの要であり,その高い比表面積を活かすような担体への固定化法の確立が希求されている。本研究では,樹木多糖類セルロースを2,2,6,6-tetramethylpiperidine1-oxylで酸化して得られる結晶性ナノファイバー(TOCN)のナノ構造に着目し,その表面に高密度で集積されたカルボキシル基を足場として,金(Au)とパラジウム(Pd)からなるAuPdバイメタルナノ触媒の合成を試みた。TOCNを担体とすることでナノ粒子の凝集が著しく抑制され,5nm以下の微小サイズを保持したまま分散担持が可能であった。4-ニトロフェノールの水相還元反応に供したところ,既存の高分子担体よりも優れた触媒性能を示した。また,AuPdバイメタルナノ粒子を担持したTOCN複合体は,AuやPd単独のナノ粒子およびTOCN複合体よりも高い触媒性能を発揮した。(著者抄録)

シソーラス用語： セルロース繊維 ,  ナノファイバ ,  比表面積 ,  触媒担体 ,  固定 ,  パラジウム ,  還元 ,  *担持触媒 ,  TEMPO酸化 ,  *セルロースナノファイバー ,  ナノ触媒 ,  金ナノ粒子 ,  金属ナノ粒子 ,  結晶性セルロース ,  *二金属触媒
準シソーラス用語： *バイメタリック触媒 ,  *触媒性能

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  繊維化学・分析  (YM02030D)

物質索引 (1件)： 4-ニトロフェノール

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロースナノファイバー ,  結晶界面 ,  バイメタル ,  ナノ粒子合成 ,  触媒性能