抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来の発注点の決定では,需要が正規分布に従うものと仮定されているが,本稿では,需要の分布を特定せず,平均や標準偏差といった限定された需要情報のもとで許容欠品率を保証する発注点の決定方法について考察した。具体的には,Chebychevの不等式及びHoeffdingの不等式に基づく方法を取上げ,Chebychevの不等式では,需要の平均と分散のみが与えられた場合に,任意の分布において指定される許容欠品率を保証する発注点を与えることができること,また,Hoeffdingの不等式に基づく方法では,需要の平均と分散に加え,バラツキの最大値の情報を利用することで,指定される許容欠品率を保証する安全係数を大きくとも2倍未満程度に押さえることができることが分った。