抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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海洋中規模渦は,熱・栄養塩・生物相を沿岸から外洋へ輸送することが知られている。北太平洋亜寒帯循環東部のアラスカ湾では研究例が多く,渦が湾内の生物生産を決定するのに重要であることが指摘されている。西部でも中規模渦は確認されているが,詳しい研究例は少ない。そこで本研究では,西部亜寒帯循環内を伝播する高気圧性のアリューシャン渦の形成及び伝播特性を調べた。その結果,1990年代は2000年代よりも渦の形成数が多く,循環が強かったことが示された。渦の伝播方向は主に西向きだったが,北・南西方向への伝播も確認された。(著者抄録)