抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,一般物体認識で用いられるBag-of-Keypoints法の前処理として,Graph Cutsを用いて画像中の物体領域を自動抽出する手法について述べる。Graph Cutsをはじめとする領域分割は物体認識の前処理として有効であるとされている。注目すべき物体は画像の中心付近に存在しやすいという仮定のもと,画像の中心と4隅にseedを与えることで,大きなエッジで領域分割を行う。その領域分割の結果から色尤度を取得し,再度Graph Cutsを行うことで精度を向上させる。その結果から,前景部分のみに特徴記述を行うことによってBag-of-Keypoints法の識別率を向上させる。評価実験により,提案手法の有効性を確認した。(著者抄録)