文献

J-GLOBAL ID：201102289730759290   整理番号：11A1913860

全球塩分躍層の分布と形成

著者 (2件)： 安井桂 (北大 大学院) ,  上野洋路 (北大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2011  号： 秋季  ページ： 58  発行年： 2011年09月01日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海洋表層混合層は生物生産や大気海洋相互作用に重要な層であり,密度(水温,塩分)躍層により下層と隔てられている。水温躍層に関しては多くの知見が得られているが,混合層深度を決めるもう一つの要因である塩分躍層に関しては,バリアレイヤーが主な研究対象とされてきた。そこで本研究では,気候値データを用いて塩分躍層分布を定量的に示し,その形成メカニズムを考察した。その結果,強い塩分躍層は,主に北太平洋亜寒帯循環域,亜熱帯循環低緯度域,熱帯域東西岸付近に分布していることが示され,その形成要因として降水や表層高塩水のサブダクションが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *混合層 ,  大気海洋間相互作用 ,  降水 ,  サブダクション ,  *密度躍層 ,  亜熱帯 ,  熱帯 ,  北太平洋 ,  亜寒帯 ,  *塩分躍層 ,  気候値

分類 (2件)： 海水の物理的性質  (DC06020V) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 球 ,  塩分躍層 ,  分布