特許
J-GLOBAL ID:201103017814470648
P2Pトラヒック量推定方法と装置およびプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡邉 昌幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-270014
公開番号(公開出願番号):特開2011-114656
出願日: 2009年11月27日
公開日(公表日): 2011年06月09日
要約:
【課題】ネットワークにおいてP2P規制や帯域制御を行っている場合でも、本来のP2Pトラヒックの需要を把握可能とする。【解決手段】実際に測定されたP2Pトラヒック測定データから、仮に帯域制御を行わなかった場合にはどれくらいのP2Pトラヒックが流通するかを試算することで、本来のP2Pトラヒックの需要を把握する。まず、集計したフロー情報からP2Pフローを特定し、P2Pフローが、帯域制御をしているネットワークを通過する制御P2Pフローと、そうでない非制御P2Pフローに分類し、これらのP2Pフローを一定期間収集して各フローサイズを集計し、制御P2Pフローおよび非制御P2Pフローのフローサイズ分布を各々求め、制御P2Pフローサイズ分布を非制御P2Pフローサイズ分布に置き換えることによって、仮に制御P2Pフローが非制御P2PフローになったとしたときにP2Pトラヒックがどれくらい増加するかを算出する。【選択図】図11
請求項(抜粋):
通信網内を流れるP2Pアプリケーションによるトラヒックの量をコンピュータ装置により算出するP2Pトラヒック量推定方法であって、
上記コンピュータ装置は、プログラムされたコンピュータ処理を実行する手段として、パケットヘッダ解析手段と、フロー管理手段、フロー情報分析手段、フロー統計算出手段、P2Pトラヒック量推定手段とを具備し、
上記パケットヘッダ解析手段は、
到着したパケットのヘッダ情報における5つの属性{発信元IPアドレス(srcIP),着信先IPアドレス(dstIP),発信元ポート番号(srcPort),着信先ポート番号(dstPort),プロトコル(Protocol)}を同じくするパケット群を同じフローとして特定し、
上記フロー管理手段は、
上記パケットヘッダ解析手段が特定したフロー毎に、当該フローのフローサイズを集計してフロー管理テーブルとして記憶装置に登録し、
上記フロー情報分析手段は、
上記フロー管理テーブルに登録された各フローからP2Pフローを判別すると共に、
各P2Pフローを、帯域制御をしているネットワークを通過する制御P2Pフローと、帯域制御をしていないネットワークを通過する非制御P2Pフローに分類し、
上記フロー統計算出手段は、
予め定められた期間上記フロー管理手段が集計した上記フロー管理テーブルを参照して、
上記制御P2Pフローのフローサイズ分布と上記非制御P2Pフローのフローサイズ分布を求め、
上記P2Pトラヒック量推定手段は、
上記フロー統計算出手段が求めた上記制御P2Pフローのフローサイズ分布を上記非制御P2Pフローのフローサイズ分布に置き換えることによって、上記制御P2Pフローが上記非制御P2Pフローになったとしたときに上記P2Pアプリケーションによるトラヒックがどれくらい増加するかを算出する
ことを特徴とするP2Pトラヒック量推定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5K030GA14
, 5K030HB11
, 5K030JA10
, 5K030KA02
, 5K030LE16
, 5K030MA04
, 5K030MB09
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