文献

J-GLOBAL ID：201202205093487778   整理番号：12A1257438

金属-および化学酸化剤を用いない芳香族化合物のC-H/C-H交差カップリング ラジカルカチオンプールの利用

Metal- and Chemical-Oxidant-Free C-H/C-H Cross-Coupling of Aromatic Compounds: The Use of Radical-Cation Pools

著者 (3件)： MOROFUJI Tatsuya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SHIMIZU Akihiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YOSHIDA Jun-ichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 29  ページ： 7259-7262  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ”ラジカルカチオンプール”を利用する2つの不活性化芳香族化合物の効果的なC-H/C-H交差カップリング反応を開発した。この反応は,2つの逐次工程,前工程である,酸化条件下の芳香族化合物ラジカルカチオンの生成および蓄積,と後工程である”ラジカルカチオンプール”と異なる芳香族化合物との非酸化条件下におけるホモリシスカップリング反応からなる。この反応は出発物質の非選択的酸化および生成物酸化が回避できるので,芳香族化合物のC-H/C-H交差カップリング反応にとって効果的な選択的手法である。さらに,この反応条件下では金属錯体および化学酸化剤が存在しないことから,その利便性は高かった。

シソーラス用語： *交差カップリング反応 ,  *カチオンラジカル ,  C-H結合 ,  不活性化 ,  *酸化 ,  *アリール化 ,  選択性 ,  位置特異性反応 ,  芳香族縮合化合物 ,  ホモリシス ,  ラジカル反応 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  ナフタレン類 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： ナフタレン誘導体

分類 (1件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (21件)： 1-(2-クロロ-4,6-ジメトキシフェニル)ナフタレン ,  1-(2-ブロモ-4,6-ジメトキシフェニル)ナフタレン ,  1-(ペンタメチルフェニル)ナフタレン ,  1-クロロ-3,5-ジメトキシベンゼン ,  1-フェニルスルホニル-1H-インドール-2-カルボン酸メチル ,  1-フェニルスルホニル-2-エチル-1H-インドール ,  1-フェニルスルホニル-2-エチル-3-(1-ナフチル)-1H-インドール ,  1-フェニルスルホニル-2-エチル-3-(1-ピレニル)-1H-インドール ,  1-フェニルスルホニル-2-ヨード-1H-インドール ,  1-フェニルスルホニル-2-ヨード-3-(1-ナフチル)-1H-インドール ,  1-ブロモ-3,5-ジメトキシベンゼン ,  1-メシチル-2-ブロモナフタレン ,  1-メシチル-7-ブロモナフタレン ,  2-ブロモナフタレン ,  2-ヨード-3-(1-ナフチル)ベンゾ[b]チオフェン ,  2-ヨードベンゾ[b]チオフェン ,  ナフタレン ,  ナフタレン-1-ラジカルカチオン ,  ピレン ,  フルオランテン ,  ペンタメチルベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： 化学 ,  酸化剤 ,  芳香族化合物 ,  交差カップリング ,  ラジカルカチオン