文献

J-GLOBAL ID：201202217822163692   整理番号：12A0508142

多分散TiO₂色素被覆に関するエステティック性能および熱性能に及ぼす粒度分布の効果 数値結果と実験結果との比較

The effect of particles size distribution on aesthetic and thermal performances of polydisperse TiO₂ pigmented coatings: Comparison between numerical and experimental results

著者 (4件)： BANESHI Mehdi (Inst. of Fluid Sci., Tohoku Univ., 2-1-1, Katahira, Aoba-ku, Sendai 980-8577, JPN) ,  GONOME Hiroki (School of Engineering, Tohoku Univ., 6-6, Aoba, Aramaki-aza, Aoba-ku, Sendai 980-8579, JPN) ,  KOMIYA Atsuki (Inst. of Fluid Sci., Tohoku Univ., 2-1-1, Katahira, Aoba-ku, Sendai 980-8577, JPN) ,  MARUYAMA Shigenao (Inst. of Fluid Sci., Tohoku Univ., 2-1-1, Katahira, Aoba-ku, Sendai 980-8577, JPN)
資料名： Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer  (Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer)
巻： 113  号： 8  ページ： 594-606  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： H0072A  ISSN： 0022-4073  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,これまでの報告において,視覚および熱の両方との関連を考慮した顔料被覆の設計における新しいアプローチを導入した。その目的は,日光に曝されても高温にならない黒色の顔料被覆の設計である。この挙動は,粒子のサイズと濃度,ならびに被覆の厚さを制御した顔料による,典型的な黒色基板の被覆によって達成できる。本研究では,多分散TiO₂顔料被覆のスペクトル挙動を調べた。多分散TiO₂粉末の放射特性を評価し,この顔料被覆での放射伝達について,光線放射モデル(REM²)による放射要素法を用いてモデリングを行った。スペクトル反射率,最適化パラメータおよび色座標について,粒度分布の効果を論じた。数値計算の結果を,粒度分布の異なる2種類のTiO₂粉末から作製した多数のTiO₂顔料被覆試料についての,反射率測定によって検証した。その結果は,著者らのモデルが,TiO₂顔料被覆試料のスペクトル反射率について,妥当な予測を可能にすることを示した。さらに,最適化単分散TiO₂顔料被覆に関する結果も検証した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化チタン ,  多分散性 ,  *顔料 ,  色素 ,  *被覆 ,  粒度分布 ,  粉体 ,  スキンケア ,  放射特性 ,  放射伝達 ,  反射率 ,  単分散系 ,  境界条件 ,  数学モデル ,  座標 ,  色座標 ,  数値モデル ,  二酸化チタン
準シソーラス用語： 光反射率 ,  美容

分類 (2件)： 半導体薄膜  (BK14040E) ,  放射伝達,放射変調  (BD03080P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 多分散 ,  TiO2 ,  色素 ,  エステティック ,  熱性能 ,  粒度分布 ,  数値 ,  実験結果