抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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分散データストリーム処理システムでは,各オペレータをどの計算機に配置して実行するかが大きな問題になる。低レイテンシでの処理が求められるアプリケーションにおいては,計算ノード間通信の回数を減らしてレイテンシを削減するために,可能な限り少数の計算機で処理することが考えられる。しかし,入力データレートが増加した時に計算機あたりの負荷が高まり,レイテンシが長くなる可能性がある。そこで本論文では,同一クエリを異なるオペレータ配置で並列実行し,出力が早い配置から結果を採用することで,データレートの変化に対応しつつレイテンシを最小化し,障害対応の実現が可能なオペレータ実行方法を提案する。実験の結果,提案手法は単独のオペレータ配置で実行する場合よりもレイテンシを削減できることを確認できた。(著者抄録)