抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
WMS(ワーヤメッシュセンサ)手法は気液二相流のボイド率測定に有効な手法であることが知られており,2段構造方式で気相速度分布の測定も可能であるが,三次元での評価は十分ではない。本報ではWMSを設置した内径224mmの大口径配管にイオン交換水を循環供給し,圧縮機からの空気を配管内のノズルに送り気泡を発生させ,また旋回板(スワーラ)を設置して発生した旋回二相流を2段設置のWMS(64x64,設置間隔40mm)で計測した。上流および下流のWMSについての5000点の時系列データの間での相互相関分析を行い,また上流WMS計測点1点および下流WMS多点間での相互相関分析から,三次元気相速度を求めた。実験で得られた速度場は回転流の様相を呈した。本研究により,提案手法が気相速度の三次元計測に適用可能なことを確認した。