抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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混合層水温は海洋表層での熱強制,水平移流,エントレインメントの三つの要因によりほとんど決まっている。多くの海域では深度が増すに従って水温は低くなっていくため,エントレインメントが起こると混合層は冷却されると考えられる。しかし,例えば北太平洋中高緯度域には亜表層に水温極小,中層に水温極大をもつ水温逆転構造が存在するため,エントレインメントにより混合層は加熱されるのではないかと予想される。そこで本研究では,水温逆転構造が存在する場合のエントレインメントが混合層熱収支に及ぼす影響を把握することを目的として解析を行った。(著者抄録)