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J-GLOBAL ID：201302296422651455   整理番号：13A0418947

固相抽出-誘導体化GC/MS法を用いたEDTAの分析法の開発および水道原水・浄水・給水栓水中の存在実態

Development of an analytical method for determination of EDTA in water by SPE-GC/MS and their occurrence in raw and tap water in Japan

著者 (12件)： 久保田領志 (医薬品食品衛生研) ,  田原麻衣子 (医薬品食品衛生研) ,  小林憲弘 (医薬品食品衛生研) ,  清水久美子 (医薬品食品衛生研) ,  阿部晃文 (川崎市 上下水道局 水道部 水管理セ) ,  中町眞美 (阪神水道企業団) ,  灘重樹 (神戸市 水道局) ,  服部晋也 (大阪市 水道局) ,  丸岡強 (仙台市 水道局) ,  杉本直樹 (医薬品食品衛生研) ,  西村哲治 (医薬品食品衛生研) ,  西村哲治 (帝京平成大 薬)
資料名： 水道協会雑誌  (Journal of Japan Water Works Association)
巻： 82  号： 2  ページ： 2-9  発行年： 2013年02月01日 
JST資料番号： G0025A  ISSN： 0371-0785  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 上水試験方法のEDTA試験法は,前処理が煩雑で長時間を要する。そこで,簡便な固相抽出による試験法を開発し,水道原水,浄水等における存在実態を評価した。3種試料水において固相カートリッジに強陰イオン交換体を用いた添加回収試験の結果,良好な回収率が得られ,本方法により前処理の時間の短縮化と操作の簡便化が可能となった。さらに,本方法を用い,浄水場等の試料水中存在実態を評価した結果,EDTAは殆どの試料から検出された。採水時期や採水地点によって濃度差が認められたが,全ての検出濃度は目標値の1/20未満であった。また,都市河川を水道原水とする浄水場試料水でEDTAは高濃度で検出されていることから,下水処理場放流水等による水道原水への影響が考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 飲用水 ,  水道水 ,  水質管理 ,  *固相抽出 ,  *河川水 ,  *浄水 ,  試験 ,  GC-MS分析 ,  *水質試験 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン
準シソーラス用語： 試験方法 ,  GC-MS法

分類 (2件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

物質索引 (1件)： EDTA

引用文献 (14件)：

• KARI, F. G. Modeling the photochemical degradation of ethylenediaminetetraacetate in the River Glatt. Environ. Sci. Technol. 1995, 29, 11, 2814-2827
• KNEPPER, T. P. Determination of synthetic chelating agents in surface and waste water by ion chromatography-mass spectrometry. J. Chromatogr. A. 2005, 1085, 240-246
• 厚生労働省. 水道法第四条第二項の規定に基づき水質基準に関する省令. 厚生労働省令第101号. 2003
• 厚生労働省. 水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法. 厚生労働省告示第261号. 2003
• 厚生労働省. 水質基準に関する省令の制定および水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管理における留意事項について. 健水発第1010001号. 2003

タイトルに関連する用語 (11件)： 固相抽出 ,  誘導体化 ,  GC ,  MS法 ,  EDTA ,  分析法 ,  開発 ,  水道原水 ,  浄水 ,  給水栓 ,  水中