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J-GLOBAL ID：201402217325776391   整理番号：14A1219290

複数アンテナを有する端末に適したAP連携マルチユーザMIMO伝送法

著者 (5件)： 村上友規 (NTT 未来ねっと研) ,  工藤理一 (NTT 未来ねっと研) ,  鷹取泰司 (NTT 未来ねっと研) ,  溝口匡人 (NTT 未来ねっと研) ,  前原文明 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B(Web)
巻： J97-B  号： 7  ページ： 515-524 (WEB ONLY)  発行年： 2014年07月01日 
JST資料番号： U0471A  ISSN： 1881-0209  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らはこれまで複数アクセスポイント(AP)がマルチユーザMIMO伝送で用いる送信ウエイトを拡張し,セル間干渉を抑圧しながら同時送信を行うAP連携マルチユーザMIMO伝送法を提案してきた。これまでの検討では全端末アンテナの合計数はAPアンテナ数以下の環境を想定することが多く,APはアンテナ自由度を利用して所望の端末以外への干渉抑圧が可能となる。本論文では,本技術の適用領域を広げるために全端末アンテナの合計数がAPアンテナ数の2倍となる環境を想定する。この環境ではAPのアンテナ数以上の端末アンテナ数が存在するため,全端末に対して干渉抑圧を行うことができない。そこで,各端末の受信ウエイトを指定し,受信ウエイトを考慮して送信ウエイトを算出する技術を提案する。更に,送信ウエイトと受信ウエイトを反復して更新を行うことで伝送容量の拡大を図る方法を提案し,屋内マルチセル環境で取得した伝搬チャネルを用いた実験解析により,本提案技術の有効性を明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線LAN ,  端局 ,  多重通信 ,  無線伝送 ,  アンテナ ,  *電磁干渉 ,  抑制 ,  通信路容量 ,  通信チャネル ,  実験 ,  *ダイバーシチ通信 ,  データ更新 ,  重みづけ ,  OFDM ,  携帯端末
準シソーラス用語： MIMOアンテナ ,  MIMO-OFDM ,  *セル間干渉 ,  *マルチユーザーMIMO ,  干渉抑圧 ,  *協調伝送 ,  検証実験 ,  伝送容量 ,  伝搬チャネル

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (4件)： アンテナ ,  Ap ,  連携 ,  マルチユーザMIMO