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J-GLOBAL ID:201402262329800241   整理番号:14A0194936

廊下の滞留が居室単一開口部の流動量に与える影響-開口部の群集流動量に関する実大実験およびシミュレーション分析 その1-

INFLUENCE ON FLOW RATE THROUGH A SINGLE OPENING OF A ROOM BY CROWDEDNESS A CORRIDOR-Analysis of crowd flow through an opening connected to a crowded corridor with full scale experiments and a computer simulation: Part 1-
著者 (3件):
資料名:
号: 696  ページ: 293-300  発行年: 2014年02月28日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,廊下に滞留が発生する状況の実大避難実験を実施し,廊下の滞留密度と居室開口部およびボトルネックの流動量の関係を明らかにする。また,同条件の実験状況をマルチエージェントモデルを使用したシミュレーションによって再現することで,実験とシミュレーションの整合性を確認した。以下の知見を得る。1)有効廊下面積が大きいほど,廊下が限界密度に達する時間が遅くなるため,居室開口部の流動量が低減するまでの時間が長くなる。2)廊下の滞留が限界密度に達した場合の居室扉の流動量は,廊下出口の流動量に依存し,廊下への流出が1箇所の場合には廊下出入口の流動量と等しくなる。3)廊下の滞留により流動が減衰する閾値は2.8人/m2である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
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災害・防災一般  ,  建築設計,建築家,建築史 
引用文献 (13件):
  • 1) 建設省住宅局建築指導課ほか監修、日本建築センター編:新・建築防災計画指針-建築物の防火・避難計画の解説書-、1995.
  • 2) 国土交通省住宅局建築指導課他 編:2001年版 避難安全検証法の解説及び計算例とその解説,井上書院,2001.3.
  • 3) 池畠由華, 山口純一, 他:新しい避難安全検証手法の開発 その2 居室避難における滞留解消時間の検討, 日本建築学会大会学術講演梗概集, A-2, pp.291-294, 2010.9.
  • 4) Yusuke Tajima, Kouhei Takimoto, & Takashi Nagatani, Scaling of pedestrian channel flow with a bottleneck Physical A: Statistical Mechanics and its Applications, Volume 294, Issues 1-2, pp.257-268, 2001.5.
  • 5) Jun-ho Choi, Hyun-seung Hwang, Won-hwa Hong, & Yeol Choi, Analysis on occupants' escape speed and reason of bottle-neck occurrence through the trial evacuation experiment at a high-rise apartment housing, Proceedings of the 4th International Symposium on Human Behaviour in Fire 2009.
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