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J-GLOBAL ID：201402291823839762   整理番号：14A0069167

ヘテロ金属[Ln₂Ni]錯体について高周波EPRにより調べた交換カップリングとその化学的傾向

Exchange Coupling and Its Chemical Trend Studied by High-Frequency EPR on Heterometallic [Ln₂Ni] Complexes

著者 (6件)： OKAZAWA Atsushi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SHIMADA Takashi (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN) ,  KOJIMA Norimichi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YOSHII Shunsuke (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NOJIRI Hiroyuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ISHIDA Takayuki (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 52  号： 23  ページ： 13351-13355  発行年： 2013年12月02日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [{Ln(hfac)₃}₂}{Ni(dpk)₂(py)₂}](Ln=Y,Gd,Tb,Ho,hfac=ヘキサフルオロアセチルアセトナート,dpk=ジ-2-ピリジルケトオキシマート,py=ピリジン)を調製し,X線回折により結晶構造を明らかにした。また磁化率の温度依存性測定,高周波ESR測定を行い磁気的性質について調べた。高分解能の高周波ESR測定では,4f金属と3d金属の正確な交換カップリング定数,ニッケルのゼロ磁場分裂を求めることができた。いずれの錯体でも,強磁性カップリング挙動がキャラクタライズされ,これは反強磁性的カップリングのDy錯体とは異なるものであった。

シソーラス用語： *ESR【磁気共鳴】 ,  多核錯体 ,  *ニッケル錯体 ,  イットリウム錯体 ,  ガドリニウム錯体 ,  テルビウム錯体 ,  ホルミウム錯体 ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  *希土類元素錯体 ,  磁化率 ,  *交換相互作用 ,  ゼロ磁場分裂 ,  強磁性 ,  反強磁性 ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族フッ素化合物 ,  ジケトン ,  窒素複素環化合物 ,  異核錯体
準シソーラス用語： ヘテロ金属錯体

分類 (3件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (3件)： ヘキサフルオロアセチルアセトン ,  ジ-2-ピリジルケトンオキシム ,  ピリジン

タイトルに関連する用語 (6件)： 錯体 ,  高周波 ,  EPR ,  カップリング ,  化学 ,  傾向