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J-GLOBAL ID：201502201336139339   整理番号：15A1095674

組織のファンディング 銀行と企業の関係:歴史と展望

著者 (2件)： 蟻川靖浩 (早稲田大 商学学術院) ,  宮島英昭 (早稲田大 商学学術院)
資料名： 組織科学  (Organizational Science)
巻： 49  号： 1  ページ： 19-31  発行年： 2015年09月20日 
JST資料番号： G0726A  ISSN： 0286-9713  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高度成長期から石油ショック後にかけてメインバンクは,日本企業の資金調達及び企業統治において中心的役割を担ってきた。しかし,1980年代の規制緩和の進展や1990年代の銀行危機,その後のメガバンクの設立などを経て,企業・銀行関係は多様化が進展している。本稿では,20世紀の企業・銀行関係,とりわけメインバンク・システムをめぐる歴史と,近年の企業・銀行関係の実態を展望する。(著者抄録)

シソーラス用語： 経営管理 ,  *銀行 ,  金融 ,  リスク ,  規制緩和 ,  資本調達 ,  負債 ,  歴史 ,  金融危機 ,  コーポレート・ファイナンス ,  コーポレートガバナンス
準シソーラス用語： *メインバンク ,  企業金融 ,  企業統治 ,  規制緩和政策 ,  資金調達 ,  *組織間関係

分類 (1件)： 利益管理  (KA05030A)

引用文献 (32件)：

• Aoki, M. (1994). Monitoring characteristics of the main bank system: An analytical and developmental view. In M. Aoki & H. Patrick (Eds.), <i>The Japanese main bank system: Its relevancy for developing and transforming economies</i> (pp. 109-141). Oxford, UK: Oxford University Press(白鳥正喜監訳・東銀リサーチインターナショナル訳「メインバンク・システムのモニタリング機能としての特徴」『日本のメインバンク・システム』東京:東洋経済新報社,1996).
• Aoki, M., & Patrick, H. (Eds.) (1994). <i>The Japanese main bank system: Its relevancy for developing and transforming economies</i>. Oxford, UK: Oxford University Press(白鳥正喜監訳・東銀リサーチインターナショナル訳『日本のメインバンク・システム』東京:東洋経済新報社,1996).
• Arikawa, Y., & Miyajima, H. (2007). Relationship banking in post-bubble Japan: Coexistence of soft- and hard-budget constraints. In M. Aoki, G. Jackson, & H. Miyajima (Eds.), <i>Corporate governance in Japan: Institutional change and organizational diversity</i> (pp. 51-78). Oxford, UK: Oxford University Press.
• 麻島昭一(1987).『財閥金融構造の比較研究』東京:お茶の水書房.
• Caballero, R., Hoshi, T., & Kashyap, A. (2008). Zombie lending and depressed restructuring in Japan. <i>American Economic Review, 98</i>(5), 1943-1977.

タイトルに関連する用語 (5件)： 組織 ,  銀行 ,  企業 ,  歴史 ,  展望