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J-GLOBAL ID：201502209866619013   整理番号：15A0573126

石狩川河口及び周辺域における外来種カエルの分布確認について

著者 (1件)： 徳田龍弘 (ばいかだWILD-PHOTO(札幌市))
資料名： 北海道爬虫両棲類研究報告
巻： 2  ページ： 1-4  発行年： 2014年07月25日 
JST資料番号： F1539A  ISSN： 2433-4278  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道では国内外来種とされるトノサマガエル,トウキョウダルマガエル,およびニホンヒキガエルの発見が報告されていることを背景とし,これら外来種の石狩川流域での生息分布調査の結果を報告した。調査は2013年7月4日夜間~5日早朝に行った。石狩川河口流域の道路に出現する個体および田んぼ等の水場周辺で発見したカエル個体を捕獲し,その形態学的特徴に基づく種同定を行った。調査の結果,これら3種の外来種カエルの成熟サイズ個体が多数生息していることがわかった。また,形態学的に種の判別が困難な中間形質を示す個体も発見された。以上により,石狩川河口流域およびその周辺の水場における外来種の定着が進んでいることが示された。

シソーラス用語： 外来種 ,  河川 ,  *生息分布 ,  北海道 ,  生息場所 ,  *トノサマガエル ,  *アカガエル科 ,  *ヒキガエル科 ,  河川流域 ,  河口 ,  生物分類 ,  同定 ,  モルフォロジー ,  生息密度 ,  生息環境
準シソーラス用語： *Bufo japonicus ,  *Rana nigromaculata ,  *Rana porosa porosa ,  トウキョウダルマガエル ,  ニホンヒキガエル ,  形態形質 ,  種同定 ,  石狩川

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  生態系  (EE01040P)

引用文献 (7件)：

• 北海道. 2010. 北海道ブルーリスト2010.〈http://bluelist.ies.hro.or.jp/〉. (2013/10/15アクセス)
• 北海道爬虫両棲類研究会. 2012. アズマヒキガエル. 9p. ハープソンHokkaido2012結果報告書. 北海道爬虫両棲類研究会, 北海道. 20p.
• 前田憲男・松井正文. 1999. 日本カエル図鑑(改訂版). 文一総合出版. 東京. 223.
• Kotaro Takai.2011.The origin and ecology of Rana nigromaculata introduced into Hokkaido.PhD Dissertation Submitted to Division of Bioscience, Hokkaido University, Hokkaido,Japan.
• 竹中践. 1993. 北海道・広島町におけるトノサマガエルの生息状況. 爬虫両棲類学雑誌15:84.

タイトルに関連する用語 (6件)： 石狩川 ,  河口 ,  周辺 ,  外来種 ,  カエル ,  分布