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J-GLOBAL ID:201502279634586346   整理番号:15A0725812

自動並列化コンパイラによるソフトウェアキャッシュコヒーレンシ制御手法の評価

著者 (5件):
資料名:
巻: 2014  号: ARC-213  ページ: VOL.2014-ARC-213,NO.19 (WEB ONLY)  発行年: 2014年12月02日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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主記憶共有型マルチコアプロセッサにおいて,一般にキャッシュコヒーレンシ制御はハードウェアにより実現されている。今後のプロセッサコア数の増加に伴いキャッシュコヒーレンシハードウェアの回路規模は大きくなり,チップへの実装が困難になること,電力消費が大きくなること,設計期間及び開発費用が増大することが懸念されている。本稿ではこのハードウェアコヒーレンシ制御の問題を解決するために,ハードウェアコヒーレンシ制御機構を持たない主記憶共有型ノンコヒーレントキャッシュマルチコアに対して,並列化コンパイラがソフトウェアに対し自動的にコヒーレンシ制御を行う手法を提案する。本手法を実装したOSCAR自動並列化コンパイラと,4コアのクラスタを2つ持ちクラスタ間ではハードウェアコヒーレンシを持たない情報家電用マルチコアRP2を用い性能評価を行った。9つの科学技術計算アプリケーションを対象として評価を行ったところ,4コアのハードウェアコヒーレンシ制御使用時の性能は平均で1コア性能の2.80倍であったのに対し,ハードウェアコヒーレンシを使用せず本手法を適用した4コア実行時の性能は平均で1コア性能の2.61倍となりほぼ同等の速度向上が得られ,さらに8コアハードウェアコヒーレンシ制御無効時には平均で1コア性能の3.66倍とスケールアップすることが確認できた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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言語プロセッサ  ,  ディジタル計算機方式一般 
引用文献 (9件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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