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J-GLOBAL ID:201502292844887493   整理番号:15A0172785

表層堆積物の化学組成を用いた津波堆積物の由来と海底堆積物の攪乱の推定-東北地方太平洋沖地震による大津波の影響を受けた仙台平野沿岸域を例として-

Identifying Origins of Tsunami Deposits and Derangement of Marine Sediments from Chemical Composition: Targeting the Coastal Area of Sendai Plain Affected by the Tsunami of the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake
著者 (5件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 883-903  発行年: 2014年12月25日 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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仙台平野及び仙台湾沿岸の津波堆積物,海底表層堆積物及び津波発生前の既存表層土壌について化学組成及び有機物組成の分析を行った。津波堆積物は,既存土壌に比べてCr,Fe,Ni,Cu,Zn,As,Pbの1M塩酸溶出量濃度が高く,化学成分対比などから海底堆積物に由来するものと考えられる。また,表層堆積物中の有機物は,名取川より北部地域で陸源有機物の供給が多く,南部では海源有機物による微生物活動が主体となっていることが分かった。海底堆積物における微生物活性は,荒浜沖を除いて全体的に浅瀬に移行していることが確認された。微生物活性の移行範囲は七北田川河口沖合,荒浜沖合,広浦沖合で大きく,有機物の化学組成と併せ考え,巨大津波による擾乱の影響は仙台湾北部地域ほど大きいことが推定される。
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分類 (1件):
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岩石圏の地球化学一般 
引用文献 (32件):
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