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J-GLOBAL ID：201602210541713842   整理番号：16A0052430

電気自動車を用いた小規模事業所におけるカーシェアリングシステムの開発に関する研究

DEVELOPMENT OF CAR-SHARING SYSTEM IN A SMALL BUSINESS USING ELECTRIC VEHICLES

著者 (3件)： 浅野周平 (宇都宮大学大学院 工学研究科) ,  森本章倫 (早稲田大学 理工学術院 社会環境工学科) ,  長田哲平 (宇都宮大学大学院 工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 71  号： 5  ページ： I.1047-I.1053 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 普及初期段階にある電気自動車(Electric Vehicle,以下EV)の活用方法の一つにカーシェアリングが考えられる.しかし,EVはガソリン車と比べて航続距離が短い,充電に時間を要するといった短所を持つため,ガソリン車と同等の活用が可能であるか不明瞭である.そこで本研究では,EVの特性を考慮した効率的なカーシェアリングの運用方法を検討する.そのために,まず実証実験を通しEVカーシェアリングの利用実態を詳細に把握した.次に実証実験で得たデータより,モンテカルロ法を用いたシミュレーション分析を行った.その結果,運営時間や利用範囲の設定に応じた適切な会員数を導いた.加えて小規模事業所向けEVカーシェアリングではEVの利用を短距離,短時間に限定することで,車両1台当りの1日の利用回数や稼働時間が増加するとの知見を得た.(著者抄録)

シソーラス用語： 対策 ,  制約条件 ,  エネルギー ,  *電気自動車 ,  *共同利用 ,  システム ,  自動車 ,  実証実験 ,  シミュレーション ,  *施設 ,  *事業 ,  時間 ,  運用 ,  範囲 ,  利用 ,  栃木県 ,  大学 ,  *カーシェアリング ,  モンテカルロシミュレーション ,  *小規模事業所 ,  地球温暖化対策
準シソーラス用語： エネルギー制約 ,  カーシェアリングシステム ,  宇都宮大学 ,  運営時間 ,  利用実態 ,  利用範囲

分類 (2件)： 電気自動車  (QG07020B) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (4件)：

• 1) 島崎敏一:車輛共同利用システムの車輛配備台数最適化,土木計画学研究・講演集,Vol. 24, CD-ROM, 2001.
• 2) 山本俊行,中山晶一朗,北村隆一:再配車を用いない複数ステーション型自動車共同利用システムの挙動に関するシミュレーション分析,土木計画学研究・講演集,Vol. 25, CD-ROM, 2002.
• 3) 中山晶一朗,山本俊行,梅木亮,北村隆一:電気自動車の共同利用システムの効率化に関するシミュレーション分析:京都パブリックカーシステムを事例として,土木計画学研究・講演集,Vol. 24, CD-ROM, 2001.
• 4) 兵藤哲郎,渡部大輔,橋本太夢,澤木健一郎:電気自動車の電気消費量推計式の検討,交通工学研究発表会論文集,Vol. 30, pp. 153-156, 2010.

タイトルに関連する用語 (5件)： 電気自動車 ,  小規模事業所 ,  カーシェアリング ,  開発 ,  研究