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J-GLOBAL ID:201602229881674720   整理番号:16A1324554

複数色マーカーを用いた多人数歩行者群の画像解析と群集避難実験への応用

IMAGE PROCESSING OF PEDESTRIAN BEHAVIOR WITH MULTIPLE COLOR MARKERS AND ITS APPLICATION TO CROWD EVACUATION EXPERIMENT
著者 (4件):
資料名:
号: 730  ページ: 2645-2652  発行年: 2016年12月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,廊下・居室での避難時の群集行動を想定し,集団の詳細な歩行状態を明らかにするために96人の被験者による群集避難実験を行い,被験者歩行軌跡を動画から抽出する手法を提案した。被験者の帽子に複数色のマーカーをつけ,身長情報を画像から読み取る方法で,未検出に対する頑健性も備えた。被験者の身長情報は画像内の被験者位置を実空間における位置に変換する際に用いられ,変換精度を向上させた。本手法を演色性の低い水銀灯下での群集実験に適応し,100名弱の被験者位置を40mm以下の精度で検出することに成功し,データ点数割合で99%以上の軌跡データを手作業なしで構築することができた。カメラの撮影速度と同一の時間分解能で歩行者位置・速度を計算でき,シミュレーションの妥当性検証に充分な精度とデータ量を得られた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
都市問題,都市防災  ,  火災 
引用文献 (11件):
  • 1) 松下聡 : 待ち行動を含む群集歩行シミュレーションモデルの研究, 日本建築学会計画系論文報告集, No. 432, pp. 79-88, 1992.2.
  • 2) 織田瑞夫, 瀧澤重志, 河村廣, 谷明勲 : エージェントモデルによる連続的空間における人間行動シミュレータの構築及び建築計画への応用, 日本建築学会計画系論文集, No. 558, pp. 315-322, 2002.8.
  • 3) 木村謙, 佐野友紀, 林田和人, 竹市尚広, 峯岸良和, 吉田克之, 渡辺仁史 : マルチエージェントモデルによる群集歩行性状の表現-歩行者シミュレーションシステムSimTreadの構築-, 日本建築学会計画系論文集, Vol. 74, No. 636, pp. 371-377, 2009.2.
  • 4) 安福健祐 : 避難行動フレームワークを用いた群集歩行モデルの比較分析と避難安全検証への適用性, 日本建築学会計画系論文集, Vol. 75, No. 655, pp. 2081-2088, 2010.9.
  • 5) 岡崎甚幸, 松下聡 : 避難計算のための群集歩行シミュレーションモデルの研究とそれによる避難安全性の評価, 日本建築学会計画系論文報告集, No. 436, pp. 49-58, 1992.6.
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