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J-GLOBAL ID:201602246609739521   整理番号:16A1280028

フィルタベント装置のエアロゾル除去特性

著者 (4件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.S0820102  発行年: 2016年09月10日 
JST資料番号: X0587C  ISSN: 2424-2667  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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過酷事故時に格納容器の内圧を下げるとともに,放射性物質の外部放出量を低減するフィルタベント装置(Filtered Containment Venting System:FCVS)の導入が進められている。FCVSは事故時の放射性エアロゾル/ヨウ素の放出量を大幅に低減する能力を有する。FCVSはその原理上,事故シナリオ(蒸気温度・圧力・流量などの入口条件)や運用条件(初期液位・液性などの機器条件)に依存して除染性能(Decontamination Factor:DF)が変化する。FCVSを最大限活用し,放射性物質の放出量を最小とするためには,入口条件,運用条件等とDFについて把握する必要がある。著者らは,FCVS実機の性能評価が可能な実験設備を製作し,エアロゾル/ヨウ素/有機ヨウ素DFについて系統的な実験を進めている。除去対象毎に重要なパラメータは異なり,エアロゾルの場合,粒子径,液位,溶解度等が影響する。既報[1]では,エアロゾルDF評価手法の構築を目的として,大気圧実験(水空気)条件における液相でのエアロゾル除去特性を評価した。ここでは,エアロゾル模擬物質として,不溶性粒子(BaSO4),試験部として内径500mm,高さ8m縦置き円筒を用いた。本報では,既報[1]と同じ,エアロゾルDF評価手法,エアロゾル模擬物質および実験装置を用いて取得したノズル部(出口近傍)での慣性衝突の効果によるエアロゾル除去特性について報告する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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原子炉の保守 
タイトルに関連する用語 (2件):
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