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J-GLOBAL ID：201702235258198157   整理番号：17A0012363

座席選択傾向に基づく店舗内行為と空間要素の関連性 行動観察調査からみたカフェのサードプレイス利用分析-その2-

RELATIONSHIP BETWEEN ACTIVITY AND SPATIAL FACTORS BASED ON SEAT OCCUPATION: Analysis of the cafe user as “The Third Place” by Observation Research: (Part 2)

著者 (3件)： 丹羽由佳理 (森記念財団 都市整備研) ,  畠山雄豪 (早稲田大 人間総合研究セ) ,  佐野友紀 (早稲田大 人間科学学術院)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 731  ページ： 41-48  発行年： 2017年01月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カフェのサードプレイス利用に関して,店舗の空間構成と利用者行為の関連を分析した。首都圏のカフェ店舗において空間構成(座席位置と家具の種類,レジ・出入口位置等)と利用者行為の行動観察を行った。行為をアウトプット系及びインプット系個人作業型と憩い・交流型に分類して空間構成との関連を多重ロジスティック回帰分析した。その結果座席選択率に及ぼす影響は,1)レジの有無はアウトプット系個人作業型に高く憩い・交流型に低いこと,2)奥行きはいずれの行為とも関連が無いこと,3)背後の壁はインプット系個人作業型に高く憩い・交流型に低いこと,4)ローテーブルはインプット系で選択されやすいこと,等の知見を得た。

シソーラス用語： *レストラン ,  建築空間 ,  空間構成 ,  利用者 ,  *人間行動 ,  椅子 ,  家具 ,  観察 ,  *座席 ,  作業 ,  コミュニケーション ,  多重回帰分析 ,  *選択 ,  カフェ ,  食卓
準シソーラス用語： サードプレイス ,  行動観察 ,  社会的交流 ,  多重ロジスティック回帰分析

分類 (1件)： 商業建築,事務所建築  (RB05030K)

引用文献 (24件)：

• 1) Ray Oldenburg : The Great Good Place, Cafes, Coffee Shops, Bookstores, Bars, Hair Salons and Other Hangouts at the Heart of a Community, Paragon House, 1989.
• 2) Ray Oldenburg (ed.) : Celebrating the Third Place, Inspiring Stories About the “Great Good Places“ at the Heart of Our Communities, marlowe & Company, 2001.
• 3) 舟橋國男:「サードプレイス」考, 建築と社会, pp. 12-14, 2011
• 4) 小林重人, 他:地域のサードプレイスとしてのカフェ創出に関する研究 - ソーシャル・キャピタルからの新たなサードプレイス像の検討 -, 知識共創第3号 IV, pp. 1-10, 2013.
• 5) 畠山雄豪, 丹羽由佳理, 他2名:立地環境および利用者傾向が行動分布に与える影響 - 行動観察調査からみたカフェのサードプレイス利用分析その1 -, 日本建築学会計画系論文集, 711, pp. 1067-1073, 2015.5.

タイトルに関連する用語 (10件)： 座席 ,  傾向 ,  店舗 ,  行為 ,  空間要素 ,  関連性 ,  行動観察 ,  調査 ,  カフェ ,  分析