抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東京都港区の六本木三丁目地区に2016年10月に完成した市街地再開発事業はオフィスビル,レジデンス,店舗等からなる複合施設となっている。都心幹線整備により分断されてきたこの街区を再生し,人と緑のネットワークを図ることをテーマとしている。事務所を主体とする六本木グランドタワーの基準階は1000坪強のロの字型のオフィスで高性能Low-Eガラスを用いたCWによる360度の東京の眺望を享受しており,中間階に免震層を設けるとともにロック付オイルダンパーを設置して風荷重時の鋼製ダンパーの降伏を防いでいる。設備面では「災害時のBCP対応」,「環境配慮」に重点を置いた計画としている。また六本木グランドタワーレジデンスは2~27階に住戸階があり多様なバリエーションの住戸が用意されており,共用部の内装は「和」を感じさせる要素で構成されている。六本木グランドプラザの地上部は六本木通りに正対配置した店舗群で賑わいを創出し,地下部では連絡通路を結ぶ歩行者ネットワークの結節点を担っている。