抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,ペンタブレット上で描いたイラストから中割画像を生成する処理と,既定の動作を合成する手法を組み合わせることで手描きアニメーションの作成を支援するユーザインターフェースを提案する。これまでに,3DCGモデルや煩雑な物理方程式を用いることでアニメーション制作を効率化する手法が数多く提案されているが,これらはあくまでも「現実に近い動きを再現する」ための解を導く方法に過ぎず,(1)作者ごとの作品の特徴(手描き感)を再現することが難しく,(2)3DCG等の専門的な知識を持たないユーザにとっては困難なタスクであるといった点が問題視されている。本研究ではこのような問題を解決するために,ユーザが描いたイラストを直接変形させることでアニメーションを生成する手法を提案する。アルゴリズムとしては,「パラパラ漫画」のように前フレームをトレースしながら描いた複数のイラストを滑らかに補間する中割り画像を生成する機能と,事前に用意したアニメーションデータをイラストに半自動的に付与する機能を導入した。(著者抄録)