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J-GLOBAL ID：201702281707900914   整理番号：17A0959332

バイオミネラリゼーションに倣う無機材料合成

著者 (2件)： 梶山智司 (東大 大学院工学系研究科) ,  加藤隆史 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 科学と工業  (Science and Industry)
巻： 91  号： 8  ページ： 220-226  発行年： 2017年08月20日 
JST資料番号： F0106A  ISSN： 0368-5918  CODEN： KKGOAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生体中に見られる歯や骨などのバイオミネラルの階層的無機/有機複合構造と,その形成機構であるバイオミネラリゼーションに倣う無機複合材料作製について述べる。バイオミネラリゼーションにおいて,鍵となっている不溶性有機高分子基板・水溶性高分子・結晶化制御の三つの要素を抜き出し,シンプルにして材料合成へと応用することにより,様々な無機化合物において,ナノからマクロスケールまで制御された階層構造を有する複合材料が創製できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *鉱化作用 ,  *無機材料 ,  骨 ,  歯 ,  階層構造 ,  複合材料 ,  模倣 ,  炭酸カルシウム ,  リン酸カルシウム ,  ヒドロキシアパタイト ,  結晶化 ,  酸化亜鉛 ,  高分子薄膜 ,  *バイオミネラリゼーション ,  高分子材料 ,  生体模倣
準シソーラス用語： 生体材料

分類 (1件)： その他の無機工業薬品,無機材料  (YB02090K)

引用文献 (36件)：

• E. Bäuerlein, P. Behrens, M. Epple, (ed.), “Handbook of Biomineralization”, E. Bäuerlein, (2007, Wiley-VCH, Weinheim).
• 加藤隆史監修, “バイオミネラリゼーションとそれに倣う新機能材料の創製”, (2007, シーエムシー).
• T. Kato, A. Sugawara, N. Hosoda, Adv. Mater., 14, 869 (2002).
• T. Kato, T. Sakamoto, T. Nishimura, MRS Bulletin, 35, 127 (2010).
• A. Arakaki, K. Shimizu, M. Oda, T. Sakamoto, T. Nishimura, T. Kato, Org. Biomol. Chem., 13, 974 (2015).

タイトルに関連する用語 (2件)： バイオミネラリゼーション ,  無機材料