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J-GLOBAL ID：201802276261463540   整理番号：18A1631100

格納容器フィルタベント総合解析ツールの開発

Development of Integrated Analysis Tool for Filtered-Containment Venting System

著者 (2件)： 金井大造 (電力中研) ,  古谷正裕 (電力中研)
資料名： 日本機械学会動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (日本機械学会動力・エネルギー技術シンポジウム(CD-ROM))
巻： 22nd  ページ： ROMBUNNO.A113  発行年： 2017年 
JST資料番号： L2278B  ISSN： 2424-2950  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本邦では,放射性物質の放出量を低減する対策として,フィルタベント(FCVS)装置の導入が進められている。これらのFCVSの多くは,ベンチュリスクラバ,薬液スクラバ,金属繊維フィルタ,銀ゼオライトの多段の除去機構により放射性物質の放出量を低減する。FCVSの放射性物質除去性能(Decontamination factor;DF)については,粒子状放射性物質に対してDF≧1,000といった値が示されている(1)。しかしながら,各段の特性は熱水力学的諸量(蒸気流量・温度,ガス組成等)の影響を受けるため,FCVS性能は,原子炉炉型,過酷事故シナリオ等により異なり,さらに事故進展とともに時々刻々と変化する。FCVS運用時の環境影響評価や過酷事故対策をより高度化するためには,詳細なFCVS性能の把握が必要である。本研究では,FCVS運用時におけるその動特性(蒸気凝縮,温度上昇,圧力上昇等)を実験相関式と熱力学的理論式および熱水力データベースからFCVS性能を評価するツールを開発した。本論文では,このFCVS総合解析ツールの全体概要について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *原子炉格納容器 ,  ベント ,  放射性物質 ,  スクラバー ,  フィルタ ,  金属繊維 ,  ゼオライト ,  除去 ,  動特性 ,  *フィルタベント ,  格納容器ベントシステム ,  粒子状物質 ,  *容器
準シソーラス用語： 温度上昇 ,  *解析ツール ,  理論式

分類 (2件)： 放射線遮蔽  (MB04000R) ,  原子炉炉心・制御系  (MD04020T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 格納容器 ,  フィルタベント ,  総合 ,  解析ツール ,  開発