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J-GLOBAL ID:201902239421891670   整理番号:19A2437000

アモルファスNi-Ti合金を出発原料とする多孔質Ni触媒の開発と水素キャリア分子からの水素製造への応用

Preparation of Porous Ni Catalysts from Ni-Ti Amorphous Alloy and Their Application in Hydrogen Production from Hydrogen Carrier Molecule
著者 (10件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 893-899(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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出発材料としてNi40Ti60アモルファス合金を用いて,熱処理,機械的粉砕,および脱合金化の複合プロセスにより,多孔質Ni触媒を調製した。調製した触媒の触媒活性に及ぼす処理手順の影響を調べた。1)結晶化温度(約743K)での熱処理により調製した,2)機械的粉砕,3)1.0mol/L HF水溶液への浸漬による脱合金化,以上の手順で調製した多孔質Ni触媒は,異なる処理手順で調製した他の多孔質Ni類似体と比較してアンモニアボランからの脱水素反応で最も高い触媒活性を示した。結晶化温度付近の熱処理は原子再配列を引き起こし,脱合金処理後に多孔質Ni合金表面上に電子欠乏Ni種を形成した。SEM形態観察と表面積測定より,熱処理がNi-Ti合金の機械的強度を低下させ,機械的粉砕がより微細なNi-Ti粒子の形成を可能にし,脱合金処理後の高表面積多孔質Niの形成を促進することが分かった。Ni-Tiアモルファス合金の処理手順は,得られる多孔質Niの表面積と電子状態に大きな影響を及ぼし,その結果,脱水素反応における触媒性能に影響を及ぼすことを見出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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触媒の調製  ,  その他の触媒 

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