抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ソフトウェア開発において,手動によるバグ修正には多くの手間と時間がかかる.開発者の負担を減らすため自動バグ修正の研究が行われているが,関数型プログラムを対象としたものは存在しない.本研究では,関数型プログラムを対象とした自動バグ修正手法を提案する.対象言語は単純型付きラムダ計算に整数,ブール値,及び再帰を含んだもので,対象のバグは条件分岐の条件式における誤りである.まず,ソフトウェアモデル検査器によりプログラムを検査し,反例を利用して修正すべき箇所を特定する.次に,修正のための制約及びパッチを生成する.修正後,プログラムを再検査し,反例が存在しなくなるまで修正操作を繰り返す.自ら作成したにバグに本手法を手動で適用したところ,バグ修正可能であることが確認できた.(著者抄録)